広島県府中市上下町 『七つ』のハウスで のびのび育ったアスパラガスです

上下七色農園
広島県府中市上下町。かつて、幕府の天領として栄えていた上下町は、今でも白壁や土蔵造り、格子戸といった美しい町並みが大切に保存されています。町並みを一歩外れると、豊かな自然が広がります。上下町は朝晩の寒暖差が大きく、その環境がアスパラガスを美味しくしてくれます。

ときには『七色の虹』がかかる広く青い空の下、『七つのハウス』がならんだ農園で、アスパラガスを栽培しています。カラフルで楽しい雰囲気の中で育った自然の恵みをみなさまに届けたい。そんな想いをこめて『上下七色農園』と名付けました。

手をかけた分だけ育ってくれる

手をかけなかった分も返ってくる

上下七色農園では24アールのアスパラ畑で3月下旬から10月下旬まで収穫を行っています。アスパラガスは病気や虫害に弱いため、栽培には高い技術が求められます。

アスパラガスは「一般的な作物のように苗を植えて収穫する作物」ではありません。株を植え、親茎をたてて光合成させ、その周囲から出てくる子どもを収穫します。タケノコのようなものです。子どもが26㎝まで伸びたら収穫します。子どもは根っこに蓄えられた養分を消費しながら成長するため、このさき数年続けて収穫するためには十分な養分を蓄えられる親茎の立て方が重要になります。

アスパラガスは「農家のセンスが問われる作物」

「アスパラガスは農家の判断によって出来が変わってきます。センスが問われる作物だと思います。私は子どもはいないけど、子育てに似ているのかなと思います」
夏場は1日で15㎝も伸びます。だから収穫は1日2回。見逃していると、あっという間に木化してしまいます。気温が下がりアスパラガスの収穫期が終わると、アスパラガスが紅葉のように黄色に色づきます。土際から茎を刈って取り除き、畝焼きをする。虫を退治し、病気の菌を来年に持ち越さないためです。12月から3月にかけては肥料や牛のたい肥を施します。3月ごろ、気温が上がってきたら灌水して芽が出るのを待つ。休む間はなく、また新しいサイクルが始まります。

令和5年のG7広島サミットの料理に使用されました
G7広島サミットでは、パートナズシップの1日目の前菜でアスパラガスを使用していただきました。勇崎シェフが、甘みやうまみをしっかり感じられる野菜を探す中で、県産の食材を食べ比べ厳選され、上下七色農園のアスパラガスも選ばれました。
これを機に、もっとおいしいアスパラガスを作りたい、全国のみなさんにお届けしたいという気持ちが強くなりました。

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  • 広島県府中市移住応援サイト
    インタビュー掲載

  • RCCテレビ『つなぐ大地の絆ーBatonー』に出演しました

  • G7広島サミットのディナーで上下七色農園のアスパラガスが使われました